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公務員の種類:海上保安官

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海上保安官

日本は海に囲まれている島国です。その海の上を日々、貨物船や漁船が行き来しています。
また海洋はレジャースポットでもあります。そんな海上で、海の警察官として働いているのが海上保安官です。
今回は、海上保安官について説明致します。

海上保安官の仕事内容

海上保安官の仕事内容

海の警察官である海上保安官は海上の治安を守るだけでなく、様々な場面で活躍しています。

●治安の確保

密漁や違法操業等を行い、日本の豊かな水産資源を組織的に狙っている組織や漁船を取り締まります。また、密輸や密航で違法な薬物や銃等の武器が国内に持ち込まれると治安が乱すため、厳格に監視警戒している他、テロ行為の取り締まりも行っています。

●領海警備

現在、尖閣諸島周辺地域では外国籍の船による領海侵犯が繰り返されています。国際法や国内法令に基づいた的確に領海警備や監視警戒を実施しています。

●海難救助

船舶上や海浜での事故等の海難では毎年多くの死者や行方不明者が出ています。これを防ぐ教育や啓発を行うとともに、事故発生時には民間救助組織と連携協力して救助を行っています。

●災害対策

船舶での沈没や火災、衝突等の事故が発生した際は人命を守るため海難救助が行われます。
しかし、事故発生時は被害を受けるものは人命だけではありません。事故によって油や有害な液体物質が海に流れ出ることもあります。その結果、自然環境や周辺住民の生活にも悪影響を与えることになります。
海上保安官は海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律に沿った迅速な対応で被害を最小限に抑え、原因者等に指導を行います。また、台風や地震等の自然災害が発生した際は災害応急活動を実施します。
関係機関との合同訓練や地域との連携強化など、災害を想定した事前の訓練や対策を行っています。

●海上環境

廃棄物の不法投棄や油等の不法排出があると漁業のみならず、人体にも悪影響が出ます。
不法投棄の犯人を調査するため航空機で監視を行うとともに関係機関や地域住民と連携して取り締まりを行っています。また、全国で指導や啓蒙活動を行っています。

●交通安全の保証

海上交通の規則には「海上衝突予防法」、「海上交通安全法」、「港則法」があります。
海上での交通の安全確保のため規則を守るよう、講習会を開いたり、船舶を訪問したりして指導を行っています。その他、パンフレットの配布、海難防止強調運動等も実施します。
また東京湾や伊勢湾、瀬戸内海、関門海峡には海上交通センターが設置され、航行船舶のポートを行います。船舶の安全な航行のため、航行支援システムの運用等も担当しています。

●国際関係の仕事

海上の秩序を維持するため、海上保安機関の長や実務者が集まって多国間で会合が開かれたり、二国間での相互協力の署名や合同訓練等も実施されたりしています。
同時に職員を海外に派遣したり、各国の研修生を受け入れて水路測量や海上犯罪取り締まり等の各種研修をしたりする他、海賊対策の支援協力も行っています。

海上保安官として求める人材

海上保安官として求める人材

海の警察官と呼ばれる、海上保安官。海の警察官なので、当然ですが正義感や責任感が必要です。
また変化を続ける国際情勢に対応出来る国際的な視野も必須。現在、集団密航や空輸入事犯等が組織的に行われており、それらには国家同士が連携し対応する必要があります。
さらにもし海外で災害が起きれば、その支援活動も行います。他に研修生を海外に派遣したり受け入れたり、開発協力等も担当しますので国際的な協力関係を築いていかれる力のある人が求められています。
また、一度海の上に出てしまえば船上で24時間、同じメンバーと顔を合わせることになります。これは厳しい自然環境の中での業務になりますので、規律を守るのは当然ですが、その際は体力、気力、協調性、積極性が必要になります。

海上保安官になるには

海上保安大学校または海上保安学校を卒業しなければ、海上保安官にはなれません。
これらの学校は全寮制です。寮生活を送ることで規律を重んじる態度や責任感、積極性や協調性等、海上保安官として必要な資質が養われ、身体も鍛えられます。

●海上保安大学

海上保安庁の幹部職員になるために必要な勉強をし、知識や技能を習得出来る大学です。
受験資格は、高校卒業から2年未満または翌3月までに卒業見込みの人。入学後、本科で学ぶ4年間は寮で過ごします。海上保安行政に関わる法律や逮捕術等を学び、入学後2年半経つと航海(第一群)、機関(第二群)、情報通信(第三群)の3つの専門分野のいずれかに分かれます。その後、6ヶ月の専攻科で練習船に乗り込んで海洋航海実習を行います。他にも犯罪捜査や海難援助等、様々な海上保安業務を実務で学んでいきます。
その後、3ヶ月の研修科が終わると全国各地に配属され、海上と陸上の勤務を繰り返しながら仕事に励むことになります。

●海上保安学校

海上保安学校は海上保安庁の一般職員になるために必要な勉強をし、知識や技術を習得する教育機関です。
受験資格は高校卒業から5年未満もしくは次の3月までに卒業見込みの人。4つの課程に分かれ、それぞれの専門分野を学び、高度な知識を身に着けることが出来ます。

●情報システム課程(2年)
通信機器の運用や管理を行います。
安全に航行するために必要な知識や技能を学び、海上犯罪の取り締まり等を習得します。

●船舶運航システム課程(1年)
航海コースと機関コースと主計コースの3つに分かれて学びます。
巡視船艇の運航に必要な知識や技能を学び、海上犯罪の取り締まり等を習得します。

●航海課程(1年)
航空機の運転を行うための基礎知識を学び、海上犯罪の取り締まり等を習得します。

●海洋科学課程(1年)
安全な航海のために必要な海洋のデータの収集解析を学びます。
また水路業務に関する、海象、気象、天文等の専門知識を身に着け、科学的資料の収集方法や解析に必要な知識、技能を習得します。

婚活のポイント(男性向け)
海上保安官は、一度海の上に出てしまうと、しばらく家を留守にすることになります。
そのため、生まれてくる子供や家の事を任せられる、しっかりした女性との結婚がおすすめです。一方でまとまった休暇を取れるため、その際は家族サービスを積極的に行って互い厚い信頼感で結ばれた素晴らしい家庭を築き上げて行きましょう。

婚活のポイント(女性向け)
海上保安官は長期で自宅を留守にする上、転勤もあります。
一人の時間を楽しむ事の出来る女性が海上保安官との結婚には向いています。一方で長期の休みが取れるのため、家族で過ごす時間を大切にして下さい。

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